2011年10月18日火曜日
2011年10月14日金曜日
これまでのこと
5月に「認知症の周辺症状に対するアロマテラピーの有効性」
というタイトルで事例研究発表をさせて頂いたのですが
10月発行の季刊誌に発表をまとめたものが掲載されました。
プライベートで忙殺されている中でのパワーポイントやレジュメ作りは
今思い返してもよく出来たものだとわれながら感心しています 笑。
なにごともやってみなくちゃわからないですね。
行動を起こさなきゃなにも始まらないし
失敗を恐れてなにもしないまま後悔して人生を終えるのはいや。
そう思えるようになったのは大学で学生と関わる仕事をした頃でした。
いろいろな障害を抱えていたり60代70代で再び挑戦している学生に出会い
わたしはじぶんの弱さと甘さを思い知り強い衝撃を受けました。
その頃にプライベートな問題で眠れない日々が続いていたのをきっかけに
本格的にアロマテラピーを勉強しなおそうと思いました。
アロマテラピーを勉強しながらハーブセラピーにも出会い
ああこれだ、と深みにはまっていったのでした。
眠れない夜に初めてじぶんでブレンドしたのが
オレンジスイートとマートルでした。
2011年10月12日水曜日
香りの記憶
香りと記憶の深い関係の秘密は脳にあります。
なぜなら五感の中でも嗅覚だけが
古い記憶をつかさどる
古い記憶をつかさどる
大脳辺縁系に直接働きかけるから。
嗅覚が五感の中でも最も動物的で
情動的な感覚と呼ばれるのも
この大脳辺縁系と密接な関係があるからなのです。
香りによって遠い日の感情や記憶が蘇ることを
フランスの文豪マルセル・プルーストにちなんで
「プルースト効果」といいます。
プルーストは著書「失われた時を求めて」の中で
無意識的記憶を要素として配しています。
たとえばわたしにとってのプルースト効果とは
薔薇の香水からよそゆきの服を着た母との外出や
草花の香りから虫取りに熱中していた幼き頃の記憶が
草花の香りから虫取りに熱中していた幼き頃の記憶が
不意に蘇ってくることでしょうか。
わたしがアロマテラピーやハーブに魅かれたことも
香りと記憶が結びついたからなのかもしれません。
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