2011年10月12日水曜日

香りの記憶

















香りと記憶の深い関係の秘密は脳にあります。 

なぜなら五感の中でも嗅覚だけが       
   
古い記憶をつかさどる            

大脳辺縁系に直接働きかけるから。      




         嗅覚が五感の中でも最も動物的で                

情動的な感覚と呼ばれるのも         

       この大脳辺縁系と密接な関係があるからなのです。      



香りによって遠い日の感情や記憶が蘇ることを 
       
フランスの文豪マルセル・プルーストにちなんで

         「プルースト効果」といいます。                

  プルーストは著書「失われた時を求めて」の中で  
       
無意識的記憶を要素として配しています。   




たとえばわたしにとってのプルースト効果とは 

薔薇の香水からよそゆきの服を着た母との外出や
     
  草花の香りから虫取りに熱中していた幼き頃の記憶が
 
      不意に蘇ってくることでしょうか。            



 わたしがアロマテラピーやハーブに魅かれたことも

     香りと記憶が結びついたからなのかもしれません。    





2 件のコメント:

  1.  
      とっても美しいブログですね。

     背景の薔薇は、ブラックティーでしょうか。
     画面から香りが漂ってくるようです。

     ゆるやかに、長く綴って、たくさんの薔薇を咲かせてください。
     

    返信削除
  2. グリーンアーチさま

    ありがとうございます♪

    背景は既存のテンプレートを使用しています。
    薔薇の写真は少し加工が施されています。

    薔薇の花にもいろいろな種類がありますね。
    こっくりとしたブラックティーの赤も大好きです。

    グリーンアーチさんのような素敵なセラピストを
    目標にもっと深く学んでいきたいと思います♡
    これからもよろしくお願いいたします。

    返信削除